こんにちは。牛島です。

「お金がほしい・・・。」

この社会で生きていく誰しもが必ず一度は思ったことのあることだと思います。

バブル全盛で働けば働くほど、豊かになっていた時代。

そんな高度経済成長の時代とは違い、21世紀の現代では、お金というのはそうそう手に入るものではありません。

確かに「生活していくだけのお金」と言うのは、「そこそこの苦労」をすれば誰にでも得られるものだと思います。

残業。

職場を選ばず、手段を選ばず、雇用形態を選ばないのであれば、求人倍率が1倍を超えているこの日本の労働環境であれば、生きていくだけなら、そう難しくはないのではないかと思います。

ただ、この文章を読んでいるあなたは、少々事情が異なるのではないでしょうか。

「まだ足りない・・・。」

時間であれお金であれ、「もうちょっと欲しい・・・。」、そう思っているからこそ今このブログに立ち入り、そしてこの文章を読み進めているのではないかと思います。

私もその例外ではありませんでした。

大学中退。

フリーター。

日本社会の落ちこぼれコースをなんの迷いもなく進んでいた私が、この社会に追い込まれ、収入や時間といったものに問題を抱えるのにはそう多くの時間はありませんでした。

正社員でも残業が当たり前のこの時代。

雇用保険もなく、残業代も出ない、時給労働という身分のフリーターでは、この社会からはじき出され、どうにもならない状況に追い込まれるのは火を見るよりも明らかだと思うのです。

ただ、当時の私にはそれがわかりませんでした。

朝の10時まで働き、正午12時に帰宅。お昼の14時までに軽食と家事を終え、21時まで就寝。夜の22時には出社の準備を終え、朝の10時まで働く。

そんな生活が、当たり前になりました。

確かに、働く場所があれば、生きていくことには困らないかもしれません。

ただ、「働くだけの人生」というのはあまりにも辛いものではないでしょうか。

趣味やプライベート、恋愛、夢。

そういったものが一切ない、「寝て食って働くだけの人生」。

当時の20代の僕にとって、それはあまりにも過酷でした。

「なんとかしなければならない。」

そういった環境に追い込まれれば、誰でもそう考えるのではないかと思います。

私もその例外ではありませんでした。

しかし、どうにかしようと思っただけでどうにかなるのであれば、そもそもこんなことになっているはずがありません。

他に行く先がなかったから就職先にコンビニエンスストアを選び、他に選択肢がなかったから今の環境に甘んじているのです。

変えられるのであれば、とっくに変わってるはず。

社会は甘くありません。

「まずは時間を作ること。」

それが「寝て食って働くだけの人生」を送っていた当時の私にとって、真っ先に取り組むべき「最優先課題」でした。

ただ、そうは言っても週6日1日16時間の労働環境にいた私にとって、時間を作ると言うのはそう容易なことではありません。

「休日はほぼ寝るだけ」

起きている僅かな時間も、残業と疲労によって潰れていく。

新しいことを始める余裕などとてもあるものではありません。

「シフト変更の交渉」

それが私に立ちはだかった最初の問題でした。

自らよりも強い立場にいる人間に、社会の底辺である私が交渉を行う。

クビになりました。

ビジネスと言う世界で自分一人の力で生活するのに十分な収益を出せるようになるまで結局職場を3回変えました。

多かったのか、少なかったのかはわかりません。

「怯えながらの一歩」を踏み出した最初の職場では1日16時間を6時間にしてほしいという無茶な要求をしました。

今までフルで働いていた主戦力がいなくなったのですから、お店にとっては当然痛手だったと思います。

オーナーが穴を埋める事になるのですから、迷惑もいいところでした。

周りからの目も変わり、一週間と立たずに「ダメなやつ」として転落。

もともと底辺にいたのですから、そうは変わらないですが、どんな職場にも「序列」というのはあるものです。

大卒であれ中卒であれ、官僚であれ土方であれ、どういった職場にもベテランと新人がいるように、コンビニという職場にもまた、待遇や職場での扱いにランキングがぼんやりと存在していました。

一気に転落した私。

交渉という半期を翻してから半年と立たずにクビになりました。

辛かったです。

ただ、「ここで働いている私」は「私がほしい私ではない」というのは否定できない事実でした。

怠けたかったというわけではありません。

確かに、時間もお金ももっと自由に使いたいし、もっと多くを手に入れたかったというのも事実ではあります。

しかし、手に入れたかったのは時間でもお金でもなく、自分が望んだ未来です。

「なんでかわからないけどこうなった」

十年後にそういう言葉を酒を飲みながら、ボソっと言ってしまうような人間には絶対になりたくなかったのです。

人生の主導権。

そういったものが本当に存在するのかは5年が経ち、時間とお金を手にした今でも、明確に答えることはできません。

ただ、あの時踏み出した一歩が、確実に私の血肉なっているということは断言できます。

労働基準法違反ですし。

働き先というのも今の日本にはたくさんあります。

私は3回職場を変えましたが、その御蔭で今の生活があります。

どちらが良かったのかはわかりません。

あのまま一日16時間コンビニで働き続けていたほうが良かったのかもしれません。

誰に迷惑をかけず、お金がもらえる仕事なのですから、あのまま時給の店員でも良かったのだと思います。

ただ、私には迷惑だった。

それだけだと思うのです。

「寝て食って出社するだけ。」

そういった人生に私は嫌気が差していました。

そんな人生しか提供してくれないこの社会、この会社に嫌気が差していました。

勿論、それらは全て、私がこれまでにしてきたことの結果です。

選んだのは私だし、選び直すのも私。

そう考えたときに、迷いはありませんでした。

「決意をした瞬間」「行動を変えた瞬間」

その数だけ、人生は始まり、そして終わるのだと思います。

私にとって今の「人生の始まり」はコンビニという「職場での交渉」でした。

時間とお金を手に入れる、その心のなかでの覚悟が、シフトの変更という現実現実の世界に現れたのだとそう思います。

変わるのはいつも自分からです。

プログラムを書き、広告文を書き、そして、生活していくということ。

ネットビジネスの世界で、結果を出すこと。

5年以上、かかりましたが、その世界は今、私の目の前にあります。

少しずつ、少しずつ、進んできました。

あなたにとって、私にとって、また今この瞬間から新しい人生が始まるのではないかと思います。

この記事を書いている今この瞬間、もう一度進もう、諦めないでおこう、とそんな思いが湧き上がっているからです。

自分の想いを確認するために、誰かと関わっているのかもしれません。

少なくとも、16時間働かされたコンビニではその意志が問われていました。

「これはいらない。」

「これは欲しい。」

そういった自分の価値観を固めていくために、あの時間、あの場所、あの時があったのではないかと思います。

私にとっては大いに意味のある時間でした。

はたから見ればただのフリーターであったとしても、「有意義な時間」であったと思います。

「前へ進み続けること」

それが私の人生を保証してくれる唯一の手段なのではないかとそう思います。

牛島